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「サルコペニア肥満」がメタボよりも高リスクである理由

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最近、メタボリックシンドロームよりも恐ろしいと注目を浴びているのが、筋肉が減少するタイプの肥満である「サルコペニア肥満」です。

外見は「少々ぽっちゃり気味」という程度の人が、実は高血圧、糖尿病、骨折、寝たきりになるリスクが高い「サルコペニア肥満」である場合があります。

その症状は40代以上の女性に多く見られ、4人に1人はサルコペニア肥満またはその予備軍だと言われています。

次のような症状に当てはまる方は、サルコペニア肥満の可能性が十分あります。

  • 若いころからダイエットを繰り返していた。
  • 普段の生活の中で、何もないところでつまずくことがよくある。
  • 片足を上げて靴下を履くことが難しい。
  • 気が付くと猫背になっている。
  • 階段をあまり使わず、エスカレーターやエレベーターをよく利用する。
  • 手すりがあると、つい頼ってしまう。
  • 手を胸の前で組んでから椅子に座り、片足で立ち上がることができない。
  • 片足立ちを60秒間キープすることができない。
  • 以前はなんでもなかった掃除機がけ、布団の上げ下ろしなどの家事がつらくなってきた。
  • 女性で、BMI値25以上、筋肉率22%未満である。

サルコペニア肥満を予防するには、筋トレとたんぱく質の摂取が大切です。
例えば、筋肉が減少しやすい下半身を中心としたスクワット、爪先立ち、もも上げなどのトレーニングが有効でしょう。

運動後30分以内にたんぱく質を摂取すると、優先的にたんぱく質が筋肉となります。たんぱく質は、ごま・きなこ・玄米などのビタミンB群と同時に摂取すると効率がアップします。

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